5.頭を押すとぶよぶよしていまいたが、そのうち目の周りが青黒くなりました・・・



これは帽状腱膜下血腫といって、お産で頭が出にくい時に、

吸引して出産する吸引分娩の赤ちゃんに起こります。

頭の皮を引っ張りますから、皮膚の中で最も脆い部分の

帽状腱膜の下にある組織がちぎれて、その部分の静脈から

出血が起こったものです。


出血している場所は、頭の骨の外側なので、通常は脳には

心配はありません。


目の周りが青黒くなっていったのは、出血がだんだんと

広がったためです。ただ、これも通常は1週間以内に

吸収されるので心配はありません。


まれに出血が酷い場合には、活気がなくなり、皮膚色も

蒼白になります。その場合には、輸血が必要になるケースも

あります。


※出血した血液が壊れてビリルビンが産生され、黄疸が

強くなることはあります。気になるようでしたら、小児科を

受診し、血液検査をしてみるとよいでしょう。


※帽状腱膜下血腫、それだけでは脳への影響は心配ありませんが、

この疾患が吸引分娩の際に起こることを考えると、

吸引分娩による脳への障害の可能性はあります。

ですが、手足を活発に動かし、ミルクの飲みも問題なければ、

まず心配はないでしょう。
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